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イベント情報

★ご報告:38回CoCoサロン北九州Link福祉施設(福岡県)(11/28開催)

その他 最終更新日時:2019/01/08

■第38回 CoCoサロン北九州Link福祉施設 報告

開催日:平成30年11月28日(水)19時~21時半
開催場所:生き方のデザイン研究所
参加人数 8人 (社協 1人、施設 2人、相談支援事業所1名、大学教員1人、NPO 3人)

●導入  初参加のメンバーがいるので自己紹介し、日々の活動や所属、持っている課題などを共有。地域共生社会を前提に特段テーマは設けずに、参加者の近況報告やそれについて意見交換を行っていくことを伝える。

●意見交換 ○北九州市あゆみ通所施設が建て替えに伴い、多機能型事業所として運営するようになった。現在行っている事業内容や、施設の様子、施設でのボランティア受け入れ等について紹介があった。 施設でボランティアを受け入れる際、ボランティアの意向を確認し、「職員とは立場が違う」ことを楽しみながら自身の得意なことに取り組んでもらえるよう心掛けている。施設利用者にも毎回、ボランティアが来ることや役割を伝え、外部の人が出入りすることを意識できるようにしている。 ボランティアも職員と同様に、事前に配置を決め、調整することが、業務として定着している。 ボランティアが来ることによって、職員の振る舞いや言葉かけなども、「第3者から見られている」といった刺激にもなるのか、礼節が保たれ、それが結果として利用者対応にも良い影響を与えているようだ。
○高次脳機能障害の支援グループに所属している参加者から、研修会の紹介があった。  高次脳機能障害は見た目でも分かりづらい、周囲からの理解も得られにくいことで、本人はもとより家族や支援者も疲弊してしまうことが多い。障害特性の理解が必要であるが、普及啓発と合わせて、当事者どうしが気軽に悩みを共有しあったり、工夫を学び合ったりする機会を作っていくことが重要であると思われ、活動を続けているとのこと。 啓発コンサートの案内もあった。
○災害ボランティアについて  被災後時間が経っても、支援がなかなか届かなかったところへボランティアとして参加した福祉職を組織化し、現在取り組もうとしている被災地の子ども達の遊び場支援に取り組んでいる事例の紹介があった。  慣れ親しんだ保育所が被災により利用できなくなったこと、これまで一緒に遊んでいた子ども達と合えなくなったことなど、大きな環境の変化に柔軟に対応できないことで子どもたちが悲しい思いをしたり傷ついたりしていることに対して、楽しみ、遊びの場を作っていくこと、遠方から支援の手が届いていることを理解することで、「大事にされている」という気持ちが子どもたちに生まれ、日々の生活に向き合っていくことができるよう支援している。関わった福祉・医療・教育職が、自分のフィールドで被災地支援の経験を活かして、日々の業務にとりくんでいくことができるようになることも目的にしている。

■第38回 CoCoサロン北九州Link福祉施設

「福祉施設」と「ボランティアコーディネーション」をキーワードに、横のつながりも作れる自主学習会です。関心のある方は、どなたでも参加できます。まずは、一緒に仲間づくりから始めましょう。

日時:11月28日(水)19:00~
テーマ:地域共生社会をつなぐコーディネーターとは?
活動紹介も含め発表をご希望の方は、下記までご連絡ください。
会場:生き方のデザイン研究所(小倉北区大門1-5-1-707)
参加費:資料代として300円。

今回は、広島の災害後に子どもたちの支援に携わっている方からの事例紹介を調整中です。 その他、活動紹介したい!悩みを共有したい!なんでもOK。気軽にお集まりください。

とくに参加申し込みは、必要ありませんが、準備の都合、直前でも構いませんので、参加のご連絡をいただけると助かります。

★おまけ情報 3月は、開催日が確定しました。 3月9日(土)午後  まだ、先の予定ですが、遠方からの参加者も大歓迎。 ぜひ、今からでもご予定を!

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一般社団法人生き方のデザイン研究所
代表理事☆コーディネーター 遠山 昌子 E-Mail:syoko.t.ikikatano@ark.ocn.ne.jp