<実践セミナー>9月13日(金)
<全体会>13:30~14:10
- テーマ:「あらためて”共に”活動する意義を考える」
- ゲスト:川田虎男さん(埼玉県立大学社会福祉子ども学科准教授/聖学院大学ボランティア活動支援センターアドバイザー)
- 進行:赤澤 清孝さん(大谷大学社会学部准教授)
<分科会>14:10~16:30 ※いずれか1つにご参加いただきます
【分科会1】学生間でメンバーシップを育み合うコーディネーターの関わりとは
新型コロナウイルスの影響で、多くの学生たちは中高時代に仲間と共に行動し活動する機会を奪われてきました。大学に入り、彼らは自ら望んで学生スタッフや学内のボランティア団体に所属しますが、仲間を信頼し合い、互いに支え合う経験が不足しているため、グループ活動が上手くいかないケースが増えてきました。
本来、学生の活動は彼ら自身のものであり、コーディネーターは一歩引いた立場で見守ることが望ましいかもしれませんが、今の状況ではコーディネーターの積極的な関与が求められています。この分科会では、学生リーダーがメンバーへの働きかけを工夫し、学生間で良好なメンバーシップを育むために、コーディネーターとして学生リーダーにどのように関わっていけると良いのか、学生リーダーを育成するコーディネーターの好例を通じて考えたいと思います。
- 事例提供:高城 芳之さん(NPO法人アクションポート横浜 代表理事) /細野 瑞希さん(NPO法人アクションポート横浜 元学生スタッフ)
【分科会2】ガクチカから考える、ボランティアコーディネーション
大学生の就職活動において、「学生時代に力を入れて取り組んだこと」、略して『ガクチカ』が問われています。あなたのセンターにもガクチカ目的の学生さん、来ていませんか?ガクチカ目的で来た学生さんにも、ボランティアの良さを理解してもらい、ボランティアの虜になってもらう。また、短期間のボランティアでも、魅力に気づいてもらう。そんな風に学生さんたちを導くには?
ガクチカ目的で来た学生さんにはどんなプログラムなら響くでしょうか。またはどんなコーディネーションができるでしょうか。皆さんと一緒に考えたいと思います。
- 話題提供:滝井元視さん (高崎商科大学短期大学部准教授)
- 事例提供:秋田 有加里さん(愛知淑徳大学コミュニティ・コラボレーションセンター コーディネーター)/水谷 耕平さん(青山学院大学シビックエンゲージメントセンター コーディネーター)
【分科会3】イベント化させない災害ボランティア活動 ~その次の一歩をどうつなげるか~
大規模な災害が発生すると、多くの大学ボラセンでは、学生を巻き込んだ様々な災害支援の活動を展開しています。学生たちも直接的、間接的に被災地の支援に関わるなかで、たくさんの学びややりがいを感じていますが、災害支援は「特別な体験」「非日常の体験」と捉えられがちで、経験が「その先の活動」につながりづらいという壁を感じています。
そこでこの分科会では、災害支援活動を「非日常の体験」「イベント」で終わらせないボランティアコーディネーションについてみなさんと一緒に考えたいと思います。日ごろの想いや迷い、悩みを持ち寄り、アイデアを共有することで「次の一歩」につながるヒントを見つけましょう。
- 話題提供:竹田 純子さん(龍谷大学ボランティア・NPO活動センター コーディネーター)/山﨑 智文さん(京都産業大学ボランティアセンター コーディネーター)
<全体会>16:35~17:00
各分科会の共有 など