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ボランティアコーディネーターとは

よくある質問

Q1 ボランティアって何ですか?

ボランティア(volunteer)という言葉の語源は古典ラテン語の「volo」に由来し、willと語源を同じにする言葉です。日本語では「喜んで~する」という意味があり、人々が自発的に何かをやりたい気持ちを表す言葉といえるでしょう。

ボランティア活動の性質は、「自主性・主体性」「社会性・連帯性」「無償性・無給性」「開拓性・創造性」の4つの原則をあげて説明されますが、もともとの意味からは“自発性”が原点であることがわかります。誰かに強制されたり、無理にやらなければならない活動ではないのです。

またボランティア活動を「奉仕活動」と同義語に使う場面が見られますが、「奉仕」という言葉には、下のものが上のものに仕えるといった縦の関係性や、あるものがないものに施すようなイメージがあり、対等につながりパートナーシップを築こうというボランティア活動の趣旨とは異なります。

するのかしないのか、どのようなテーマを選ぶのか、どこでやるのか・・・。活動の選択を本人の自由な意志に任されている、まさに「私」発の活動といえます。

Q2 ボランティアコーディネーターって何ですか?

日本ではまだ十分浸透しているとはいえませんが、阪神・淡路大震災時にボランティアが大勢駆けつけた際、活動希望者と現地のニーズ調整がうまくいかなかった体験をしたことで、“コーディネーターが必要だ”という論調と認識がずいぶん広がりました。

社会福祉協議会のボランティアセンターや民間のボランティア協会では、職名として「ボランティアコーディネーター」を名乗るスタッフは珍しくありませんが、福祉施設や病院、大学ボランティアセンターなどでも少しずつ増加しています。

日本ボランティアコーディネーター協会では、ボランティアコーディネーターについて、『市民のボランタリーな活動を支援し、その実際の活動においてボランティアならではの力が発揮できるよう市民と市民または組織をつないだり、組織内での調整を行うスタッフ』ととらえています。この人たちの多くがボランティアコーディネーターの名称を使っていないのが現状です。

ボランティア活動が、多様なスタイルの市民活動として展開されるなか、多様な分野においてボランティアを支えるスタッフは確実に増えています。協会では、これらの人たちの総称として“ボランティアコーディネーター(Volunteer Coordinator)”という呼称を使用し、その専門性の向上と社会的な認知を高めるための活動をしています。

Q3 ボランティアコーディネーターにはどうしたらなれるのですか?

最近では行政が研修を修了した受講者に対し災害ボランティアコーディネーターの認定や登録を行ったり、社会福祉協議会が地域の福祉活動の推進役として認証するような動きが見られるようになりました。これらは、ボランティアコーディネーターを専門の職業としてではなく、市民活動の一環として位置づけているケースです。

職業としてボランティアコーディネーターをめざしているなら、現在のところ、ボランティア協会や社会福祉協議会のボランティアセンターのスタッフになる方法があります。ただし、団体によっては人事異動で他の部署に移る可能性があり、継続的にボランティアコーディネーター業務に就けるわけではありません。

また、大学ボランティアセンターなどでボランティアコーディネーターとして職員を採用するケースは徐々に増えています。

ボランティアを受け入れている施設や病院、NGOなどでは、その多くが他の業務との兼務によりボランティア受入れや育成の仕事を担っており、ボランティアコーディネーション業務に専念できるケースは少ないのが現状です。

ボランティアコーディネーターを専門的な業務としての社会的な認知を高め、ボランティアコーディネーターになる道を広げていくことで活躍する職場も広がっていくと思われます。

Q4 ボランティアコーディネーターの資格制度はないのですか?

現在のところ「ボランティアコーディネーター」には決められた資格制度や独占する業務はありません。各々の組織や個人の意思と判断で“ボランティアコーディネーター”を職名として使用しているケースがあるというのが実状です。

資格には国家資格のような公の制度と、民間団体(商工会議所や大学、専門学校、同業者団体、専門職能団体など)が付与する資格や認定制度がありますが、いまのところ「ボランティアコーディネーター」の名称での資格や認定制度はありません。

日本ボランティアコーディネーター協会では、ボランティアコーディネーション業務には専門性が必要だと考えており、そのなかには職業として確立していく領域があると考えています。そのためには、社会的に求められているボランティアコーディネーションの機能を明らかにし、コーディネーター自身がその機能を発揮するために必要な専門性(価値観、知識、技能)を身につけることが重要です。 

協会では2009年から、「ボランティアコーディネーション力検定」のシステムを確立しました。2009年度から「ボランティアコーディネーション力3級検定」、2010年度から「2級検定」を実施。2012年度以降、1級検定を開始し、ボランティアコーディネーションの理解と専門性を高めるしくみを導入しています。

Q5 ボランティアコーディネーターはどこにいますか?

ボランティアコーディネーターは、大きく分けると2つのタイプのところにいると言えます。一つは、「ボランティアセンター」などのいわゆる「中間支援組織」で、<活動につなぐ場>。もう一つは、「高齢者施設」、「病院」、「博物館」などの施設、また、「ボランティアグループ」、「NPO・NGO」などの組織で、<活動の場>にいます。ボランティアコーディネーションに携わるスタッフがいると想定される組織の例としては、以下の通りです。なお、ボランティアコーディネーターと名乗っていなくても、別名称などでその役割を担っている人もいます。

  • 社会福祉協議会(ボランティアセンター含む)
  • 民間ボランティア(市民)活動支援団体
  • NPO支援センター ・大学ボランティアセンター
  • 社会福祉施設(高齢者施設、児童施設、障害者施設など)
  • 病院
  • 国際交流協会
  • 博物館
  • 博物館類似施設
  • 学校
  • 青少年教育施設
  • 生涯学習センター
  • 公民館
  • 図書館
  • 文化会館
  • ボランティアグループ
  • 特定非営利活動(NPO)法人
  • 国際協力団体(NGO)
  • 自治体
  • 企業
  • 町会
  • 自治会
  • まちづくり協議会 など

Q6 ボランティアコーディネーターは何人くらいいるのですか?

正確な数字は把握されていません。それは、ボランティアコーディネーションが実践される分野はあまりにも幅広いためです。組織によっては、必ずしも「ボランティアコーディネーター」という名称を使っているわけではありませんし、ボランティアコーディネーションに従事している人の身分は、正規職員/非常勤職員、専任/兼任など多様です。

ボランティアコーディネーションに携わるスタッフがいると想定される組織の例としては、以下の通りです。このうち、実際どれだけに「ボランティアコーディネーター」としてスタッフが配置されているかは分かりませんが、逆に言えば、ボランティアコーディネーション力が求められる場はこれだけの広がりがあるということです。

【ボランティアコーディネーションに携わるスタッフがいる組織例】

    •  社会福祉協議会:1,918社協(2014年) ※ボランティアセンター機能がある社協の率:95.7%
    • 民間ボランティア(市民)活動支援団体:12団体(2014年)
    • NPO支援センター:334団体(2013年)
    • 大学ボランティアセンター:161センター(2014年)
    • 社会福祉施設:58,613施設(2013年)
    • 日本病院ボランティア協会加盟グループ:215団体(2014年)
    • 国際交流協会:867協会(2013年)
    • 博物館(相当施設を含む):1,262施設(2011年)
    • 博物館類似施設:4,485施設(2011年)
    • 青少年教育施設:1,048施設(2011年)
    • 生涯学習センター:409施設(2011年)
    • 公民館:14,681施設(2011年)
    • 図書館:3,274施設(2011年)
    • 文化会館:1,866施設(2011年)
    • ボランティアグループ:170,000団体(2009年)
    • 特定非営利活動(NPO)法人:51,870団体(2017年)
    • NGOダイレクトリー掲載団体:300団体(2013年)
    • 自治体:1,718市町村(2014年)
    • 1%クラブ加盟企業:228法人(2014年) など

なお、ボランティアコーディネーション力検定の合格者は以下の通りです(2018年9月現在)。

1級:79人 2級:536人 3級:4246人

Q7 JVCAの会員になる特典・メリットはなんですか?

特典として、

      1. 年3回発行の情報誌『Co☆Co☆Net』、月1回発行のメールマガジン (ほかでは聴くことのできない実践等が掲載されています)
      2. 会員メーリングリスト(現場の悩みや活動情報が行き交っています)
      3. 会員割引(ボランティアコーディネーションに関連する図書やイベント参加費) などがあります。
      4.           

入会した方からは、「ボランティアコーディネートの悩みを共有できる!」「気軽に相談ができる」という声をよく伺います。日頃、孤軍奮闘している方にとって、一番のメリットではないでしょうか。

なお、研修などの講師候補者に会える機会が増えることもメリットでしょう。ぜひご参加ください。

Q8 コーディネーター業務での悩みを相談できる場はありますか?

日常的には「会員メーリングリスト」が活用されています。リアルな場でお会いし、様子がわかると会員メーリングリストも活用しやすくなるようです。また、JVCAの事務局に直接お問い合わせていただくこともできます。

なお、年に1回開催される「全国ボランティアコーディネーター研究集会(JVCC)」では、活発に交流し、相談できる仲間と出会うことができます。

JVCA会員を中心とした親睦交流、情報交換を進める自発的な場づくり「CoCoサロン」も全国各地で開催されています。また、会員自らが「エリアメイト(※)」になり、地域のつながりづくりを積極的に行う仕組みもできました。

そのほか、運営に参加することで積極的な関わりを持つこともでき、そこでつながった仲間にはいつでも相談することができます。

※エリアメイト:会員同士のつながりをより強化していく身近な場づくりを進めていくパートナーとして、身近な地域でJVCAと一緒に活動の場をつくっていくメンバー。