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合格者の数と声

2級の合格者

2級の合格者

福岡市 NPO・ボランティア交流センターあすみん/特定非営利活動法人九州コミュニティ研究所
スタッフ/職員二宮 聡(2019年受験)
福岡市 NPO・ボランティア交流センターあすみん/特定非営利活動法人九州コミュニティ研究所

日頃、自身がセンター窓口で受けるボランティアの相談などを構造化する機会は少なく、こういった検定でボランティアの入口から出口までを客観的に捉えられることは貴重な体験になった。

また社会福祉協議会さんなど別セクションでコーディネートに当たられている方々とのグループワークは、取り扱うボランティアの種類・受益者とのかかわり方の違いを実感でき、自身のセンターで取り扱う「ボランティア」という枠にとらわれず、広く総体としての「ボランティア」を理解することに役立った。

今後、コーディネーターが、現場や当センターのような中間支援の組織内で、選任の職種としておかれることを期待したい。

社会福祉士事務所 うらら和
ソーシャルワーカー石黒 建一(2018年受験)
社会福祉士事務所 うらら和

北海道の過疎の町で社協職員として16年を過ごしたのち、社会福祉士事務所を開業しました。既存の資源や枠組みを踏み越えなければ、真にソーシャルワーカーとして存在していけないと思い至ったことが理由の一つでした。

資源に乏しい地域では、人々の側の情報不足や遠慮といった要素に支援者側の諦めやパターナリズムが絡み合い、知らずのうちに自らの権利や自由を手放してしまいがちです。ボランティアコーディネーションを学び直しておくことは、健全な市民社会の実現のために再出発を決めた私にとって、まず必要なことでした。

ソーシャルワークとボランティアコーディネーションを軸に据えて「無いなら創る」作業を地道に続けることで、過疎の町の未来を拓く一助になりたいと思っています。

長岡市社会福祉協議会ボランティアセンター
ボランティアコーディネーター土田 清海(2017年受験)
長岡市社会福祉協議会ボランティアセンター

平成28年11月、新しい社会福祉センター移転とともに長岡市社協のボランティアセンターは市の委託事業になり、福祉に特化しない全ジャンルのボランティアの窓口になりました。様々なマッチングや協働、新たな事業などなんとか進めてきましたが、「これで良かったのか?」との不安がつきまといました。

そんな中、2級を取得し、不安解消には至りませんが、少しは自信もついて、まともなコーディネートができてきたのかな?と感じています。施設柄、障がい者が多くお見えになりますが、職員対応などお褒めの言葉をいただき、とてもやりがいを感じています。

今後も研修等活用し、コーディネーション力を磨き、コーディネーター5人が各々の力を発揮してより良いセンターにしたいと願っています。

鶴岡市社会福祉協議会
鶴岡市ゆうあいプラザ 所長 / NPO法人ぼらんたす 理事佐藤 美恵(2016年受験)
鶴岡市社会福祉協議会

共催検定の開催を通じて山形県内にも3級合格者が増え、背中を押されるように受験を決めた2級検定でした。

ドキドキしながら参加した直前研修は、ボランティアコーディネーションについて全国の仲間と真剣に学びあう楽しくてぜいたくな2日間でした。

鶴岡市社協の基本理念である、このまちに暮らす人たちが主役になれる“おだがいさまのまちづくり”。ぼらんたすのミッションである、“ボランティアをキーワードにしたひとづくり・まちづくり・地域づくり”。たくさんの人の参加や協働を可能にする「ボランティアコーディネーション力」はいろいろな場面で新しいつながりを生み出し、想いをかたちにするための大切な“ちから”だと改めて感じた検定でした。

長野市小学校教員
岡村 公一(2014年受験)
長野市小学校教員

ボランテイアの必要性を強く思ったのは、長野市中山間地の勤務校でのことでした。小規模校のため子ども達の見方・考え方、人間関係形成力を更に伸ばすには地域の方と関わることの重要性を感じていたからです。折しも長野県では、学校が地域住民、保護者と連携して子どもを育む仕組みである信州型コミュニティ・スクールを推進しており、わたしはボランテイアについて一から学びたいと考え、JVCAの検定に挑戦しました。テキストは全て私にとって意味があり、学校以外の視点から社会をとらえていく上でも有効でした。学校で子ども達と関わることで学校支援ボランテイアの方は、やりがいと自分の専門性を活かすことのできる喜びや達成感を感じていただくことができているように思います。

社会福祉法人本宮市社会福祉協議会
チーフ生活支援相談員根本 光洋(みつよ)(2014年受験)
社会福祉法人本宮市社会福祉協議会

福島県の本宮市社会福祉協議会にボランティアコーディネーターとして勤務し10年の節目の年に東日本大震災が起きました。災害ボランティアセンターの運営やその後の仮設住宅への支援活動を行う中、自分のコーディネート力の未熟さを痛感していました。そんな状況の中、被災地福島では生活支援相談員が配置され、私もその任務を担うことになりました。避難者に寄り添い個々のニーズに応える支援を行うためには、また新たな知識や専門性が必要であると知り、その思いがこの検定を受けるきっかけとなりました。避難生活の長期化に伴い、今まで以上に地元住民とのつながりや信頼関係が大きな力となっています。お互いを思いやり、助け合いの精神を構築するためにはボランティアの力が不可欠です。これからもその力を最大限活かせるようなコーディネートに努めていきたいと思っています。

特定非営利活動法人 NPO birth協働事業部
西武・武蔵野パートナーズ 都民協働部主任矢島 万理(2013年受験)
西武・武蔵野パートナーズ 府中の森公園吉田 彩(2013年受験)
特定非営利活動法人 NPO birth協働事業部

私たちの団体では、16の都立公園でボランティアの皆さんと一緒に公園の魅力アップや、地域の団体と連携したまちづくりに取り組んでいます。公園の中では雑木林や田んぼ、花壇など多様な活動があり、多くのボランティアが楽しく活動しています。そんな活動をサポートするため、公園にパークコーディネーターという専門職を置き、きめ細かなボランティアコーディネーションや地域連携を積極的に進めています。ボランティアコーディネーションについて体系的に学べる研修として、3級を受験し合格したスタッフも多く、現場でのコーディネーションに役立っています。2級検定では、より実践的なワークショップも多くあり、様々な分野で活躍されているコーディネーターのみなさんと交流を深めるよい機会となりました。今後もみどりのまちづくりの分野でボランティアコーディネーションを確立させていけるよう努めていきたいと思います。

敬和学園大学ボランティアセンター
ボランティアコーディネーター池田 しのぶ(2013年受験)
敬和学園大学ボランティアセンター

私は社会福祉士の資格をもち、ソーシャルワーカーとして仕事をしていたことがあります。資格を持っているということは、その仕事をするための基礎的な知識、技術があることの証明になりますので、信頼感をもってもらいやすい、という利点がありました。しかしボランティアコーディネーターとして現職についた2005年には私にはボランティアの意味さえも理解できていなかったと思います。業務をつづけていく中で、そこには社会福祉士とは違う独自の専門性があることに気づき、それを身につけなければならないと強く思ったのです。一人職場で他の業務も兼務しており、ひとりよがりになりやすい環境にいますから、2級検定の研修中に、同じ業務を経験した仲間たちから与えられる共感と気づきはとても重要でした。学び、経験を重ねながら、少し自信を持って学生をボランティアの場に送り出すことができるようになっています。

社会福祉法人恩賜財団済生会支部 埼玉県済生会川口総合病院
医療福祉事業課 ボランティアコーディネーター古川 満紀(2012年受験)
社会福祉法人恩賜財団済生会支部

地域の中核病院である当院は、急性期の病院です。ボランティアの活動内容は多岐にわたり、職員との協働はもちろん、個性をいかした内容や、地域への支援なども行っており、月平均100人の方が活動しています。そんな環境の中、コーディネーター業務は多忙を極め、日々、目の前の課題に追われ個々のボランティアと向き合える時間も限られているのが現状でした。これで本当にコーディネーションが出来ているのか?自分ではよく分かりませんでした。そんな不安を解消し、より知識を深めたいと考え受験しました。直前研修での事例検討やグループワークは、受入れから育成まで自分の業務を見直す良い機会になり、大丈夫だと背中を後押ししてもらえる内容でした。また、様々な現場のコーディネーターの方との情報交換も私にとって有意義なものでした。
検定試験にチャレンジしたことで、コーディネーターとしての自信につながったと思います。

社会福祉法人うるま市社会福祉協議会
ボランティアコーディネーター山城 雅文(2012年受験)
社会福祉法人うるま市社会福祉協議会

今回、沖縄県内にボランティアコーディネーターという仕事への理解を深めていきたいとの思いで、JVCAへ入会するとともに、ボランティアコーディネーション力検定を受験しました。
直前研修では、様々な地域や分野でボランティア活動やコーディネートを行なっている方達の声が聴けて有意義な経験になりました。これまで、経験をもとに感覚的に取り組んできたコーディネーション業務が、テキストではきっちりと整理されており、コーディネーションを行う際の行動指針として生かされています。
名刺に“検定合格”と記載してからは、検定やボランティアコーディネーターの役割について聞かれる機会も多くなり、受験してよかったと感じています。

社会福祉法人大野城市社会福祉協議会
2011粟津 剛史(2011年受験)
社会福祉法人大野城市社会福祉協議会

はじめまして、粟津剛史と申します。2011年に2級検定に合格しました。
3級検定合格後、2級にも興味はあったものの、ボランティアコーディネーターとしての経験は浅く、不安の方が大きかったので受験を迷っていました。
悩んでも仕方ないと思い、北九州市の先輩に相談すると「試験は大変だけど、直前研修がとにかく楽しくて有意義な2日間だったので絶対に受講した方がいいよ!」という力強い言葉を頂いたのがきっかけです。
実際に素晴らしい研修内容で、3級にはなかったグループワークもたくさんあり、実務に応用できる知識やスキルを学び合いました。特に他分野の方々との意見交換は学びの連続で自分自身の視野が広がりました。できれば直前研修は定期的に受講したいくらいです。試験は簡単ではありませんが、合否にかかわらず素敵な出会いや新しい気づきに満ち溢れた2日間ですので、受験を迷っている方がいたらオススメします。私自身も1級合格を目指して知識や経験を積み重ねていきたいと思います。

特定非営利活動法人NPO九州
NPO九州 理事 / 福岡県NPO・ボランティアセンター今村 晃章(2010年受験)
特定非営利活動法人NPO九州

私が理事を務める中間支援NPOは、2010年より福岡県からNPO・ボランティアセンターの相談業務を受託し、私はNPO職員として、県職員と一緒に勤務しています。福岡県認証のNPO法人の所轄庁になっている関係上、同じボランティアでも比較的運営側の方との関わりが多く、団体運営の課題や悩みに関する相談をよく承っています。
その中で、団体のボランティアマネジメントに関する相談を受けることも多く、2級検定の「活動の場でのボランティアコーディネーション」で勉強したことが、その後相談を受ける際にとても役立っています。
ボランティアセンターを利用する活動者、団体運営者の方はとても自発的で、やる気に満ちています。年々相談内容が複合化、複雑化する中で、相談を受けるボランティアコーディネーター自身が、このような検定の受験などを通して自発的に勉強し、さらなるレベルアップをしなければならないと日々感じます。

横浜市東寺尾地域ケアプラザ
地域交流コーディネーター土屋 環(2010年受験)
横浜市東寺尾地域ケアプラザ

2級検定では、3級検定で学んだ理論を踏まえて、講義のほか事例検討やグループワークを2日間にわたって行いました。事例は具体的な内容で、地域ケアプラザという場で、様々な世代・立場の人と関わる機会の多い私にも生かせるものばかりでした。2級検定は特に「理論・実践の両方学びたい」欲張りな私が待ち望んでいたものであり、満足感100%の2日間でした。
合格証は名札の裏にいつも身につけ、地域の人達の信頼につなげています。今回の東日本大震災支援のために被災地のボランティアセンターに赴いた時にも携帯し「JVCAの会員です。2級検定を持っています」という一言で初対面の方から信頼を受け、業務の引継ぎをしてもらえた時には本当に検定を受けておいて良かったと思いました。
ボランティアコーディネーターを長く経験されている方にもぜひおすすめしたい検定です。あらためて自分の業務を見直す機会になるだけでなく、新たな学びが必ずあると思います。

京エコロジーセンター(京都市環境保全活動センター)
谷内口 友寛、井上 幸治、 佐崎 由佳、吉田 佳代(2010年受験)
京エコロジーセンター(京都市環境保全活動センター)

京エコロジーセンターでは、環境ボランティアが主に館内展示の案内や環境学習プログラムのサポート、イベントの企画・運営などを行っており、職員全員が毎日の仕事の中で ボランティアと関わりを持っています。そのため、職場研修の一環としてボランティアコーディネーション力検定受験を位置づけ、受験費用を予算化しています。2010年は2級と3級を各4人ずつ受験しました。
普段の業務の中では、職員とボランティアとの関わり方、職員の役割をじっくり考えたり、見直したりすることができていませんでした。検定を受験するという機会を得たことでボランティアとさらに協働していくためにはどうすればよいかを真剣に職員同士で話し合い、ボランティアの力がより発揮できるよう、 次年度のボランティア活動の枠組みを新たに作り変えました。環境問題を解決し、持続可能な社会を築くボランティア活動を生み出す上で、ボランティアコーディネーションが役立っています。

社会福祉法人新ひだか町社会福祉協議会
中川 睦季(2010年受験)
社会福祉法人新ひだか町社会福祉協議会

私の暮らす北海道、新ひだか町では、ボランティアセンターへ遊びに来る中・高校生たちが、毎年、障がいを持つ方を含む、住民相互の交流を目的とした事業を企画運営しています。
お互いが関わり合う中で、つながりを強くしたり、新たなチャレンジができる可能性を見出したり、一人ひとりにとっても、まち全体にとっても大切な機会とする為に、私自身の知識や経験を重ねたいと思い、2級検定にチャレンジしました。
その結果、知識や経験を得られただけではなく、地元の人たちの実践に協力してくれる仲間まで得ることができ、「遠くから来て、本当に良かった」と感動しました。
2級検定は、理論的なことを確認できるのは勿論、各地で活躍するボランティアコーディネーターが、お互いの実践を持ち寄って、直に情報交換・意見交換もできる貴重な機会です。
北から南まで、もっと多くのボランティアコーディネーターが、この検定の機会を利用して、仲間になれたら良いなぁと思います。